EM珪藻土

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カビが発生しづらいEM珪藻土

  活動報告

珪藻土の調湿性能や消臭性能を利用したバスマットやコースターなど塗り壁材以外の用途でも注目度が高まっています。

一般的な珪藻土は、優れた性能を持つ反面、間違った製品選びや室内環境によりカビが生えやすいとも言われておりますが、今回はカビが発生しづらいEM珪藻土をご紹介。

カビが発生しづらいEM珪藻土

珪藻土が湿気を過分に含み、カビが生えてしまったという話はよく耳にしますが、珪藻土は藻の化石が堆積してできたものなので、もともとカビが生えにくい物質です。

なぜ珪藻土の塗り壁にカビが繁殖してしまうのでしょうか?

それは、バインダー(固化材)に使用されている合成樹脂などの接着剤が、カビの温床になってしまうからです。
EM珪藻土のバインダーは、岩塩で挟み、時間をかけ、ゆっくりと焼いた消石灰を使用しています。高温で真っ白になるまで焼いたものと違い、粒子が細かくなりすぎず、珪藻土の吸放湿のための穴を塞ぐことがありません。
さらに、強いアルカリ性で殺菌効果を持つ焼成ホタテ貝を配合し、カビの繁殖しづらい、高い防カビ性を実現しました。

EM珪藻土は、消石灰と焼成ホタテ貝によって強アルカリ(pH12.5前後)となっています。
(施工後、徐々に中性になっていきます)
カビの育成可能領域はpH2~8.5ですから、EM珪藻土がカビに強いのはお分かりいただけるかと思います。
pH12以上は、除菌や洗剤にも使用されるアルカリ性です。EM珪藻土には、カビが発生しにくいのです。

せっかくの自然素材を使った塗り壁材に、防カビ剤を混ぜるのは抵抗がありますね。
EM珪藻土は、素材が持つ自然の力を最大限に発揮させた、安心・安全・防カビの塗り壁材です。
※住まいや建材を永く大切に。まずはこまめにお部屋の換気をしましょう!